では、次にデッキの解説を。
まず、このデッキの勝ち手段ですが、基本的には、ライブラリーアウトです。後ろ向きですね(笑)
そのためのコンボとして、
1、永劫の輪廻+魂の管理人+野生の朗詠者
2、砂の殉教者+再誕の宣言
の2パターンが用意されています。
普通の白コンと違い、無限ライフコンボを組み込んであるので、無理にフィニッシャーを入れなくてもいいのが利点ですね。
ライブラリーアウトでの勝ち方ですが、普通にプレイしていても、ほとんどこちらのデッキにはライブラリー圧縮がないし、ドローもないので、多分相手のほうが早くライブラリーアウトしてしまうでしょう。

ただ、「強迫的な研究をあなたに!」などと言われることもあるでしょうから、マナをたっぷり伸ばしたあとに、クロノサヴァントをディスカードなりラスなりで墓地に落として、自分のターンを大量に飛ばしてしまいましょう。バベルなき今、気をつけるべきはアカデミーの廃墟だけです。幽霊街で壊してしまいましょう。幽霊街は1枚しかないから、青を相手にする場合には使いどころを気をつけないといけませんが。
デッキを7〜80枚くらいにする、ということも考えましたが、砂の殉教者の初手率が下がるのはどうしても嫌だったので、結局60枚デッキで。

次に、個別的なカードの説明を。
〜土地〜
マナが順調に伸びないと簡単に負けてしまうので、全部で26枚になっています。
あと、まわすと分かりますが、このデッキは白マナが結構かつかつになります。白マナはこれ以上削れません。
ということで、樹上の村でなく、近づきがたい監視塔となっております。
また、幽霊街が、2にしたかったのですが、1となっているのも、同じ理由です。
一方、ロノムの口が3なのは、テフェリーが出てしまうと、糾弾も貪る光も使えなくなるので。でも、いつも1枚削って平地にしようか悩んでました。難しいところです。
ペンデルヘイヴンとガジーも、抜くかどうか悩むところではありましたが、一応1枚ずつ。でも、ペンデルヘイヴンは引けば強いです。
セレズニアの聖域が4でないのは、ブリンクが流行っているからです。ただでさえ土地攻められるとキツいデッキですからねー。
土地引きすぎたときのために、地平線の梢は2枚。このデッキでは、ダメージはそこまで気になりません。

〜呪文〜
砂の殉教者・・ライフ製造機その1。1マナ浮かせて出しましょう。たまに、公開するときに、わざと白い除去カードを公開しないことで、ブラフをかけることもできます。
魂の管理人・・コンボパーツ。僕は、基本は、再誕の宣言が2枚なければ、出し惜しみします。コンボパーツがそろってから出しましょう。でも、ブリンクとかには早めに出しておくと結構嫌がられます。
野生の朗詠者・・コンボパーツ。やはり基本は出し惜しみします。たまに、マナ能力が役に立つこともあるので、忘れないようにしましょう。4ターン目永劫の輪廻(墓地に管理人)→5ターン目きらめく願いプレイ→野生の朗詠者プレイ→朗詠者から白マナ→再誕の宣言素うち、でコンボ成立したりします。
きらめく願い・・大体、野生の朗詠者しか持ってきません。永劫の輪廻が出ていても朗詠者が手に入ります。
永劫の輪廻・・コンボパーツ。永劫の輪廻+砂の殉教者が揃うだけでも、ビート相手になら十分だったりします。手札が公開になってしまうので、コントロール相手にはプレイしどころが非常に難しいです。
最誕の宣言・・1マナクリーチャー9体いるので、予見だけでなく普通にプレイすることもよくあります。7マナたまれば砂の殉教者がグルグル。
神の怒り、糾弾、貪る光・・時間稼ぎ。白の除去って思ったより貧弱なんですよねー。
クロノサヴァント・・殴るクリーチャーではありません。墓地に落としてターンを飛ばしましょう。
聖なるメサ・・気分で1枚差し。後半引けば強いですが、なんか他のカードと変えてもいいかも。

〜サイド〜 
北風乗り、セラの報復者、天界の十字軍・・アグレッシブサイド用。報復者がバカみたいに強いです。
サルタリープリーストでなく北風乗りなのは、2ターン目に白白を安定して出す自信がないので。どうせシールだのモグファナだのが入ってるようなデッキに対しては、アグレッシブサイドなんかしないですしねー。
あとの5枚はウィッシュサイドです。調和スリヴァーと野生の朗詠者については、説明不要でしょうか。

ロクソドンも、緑白なら一枚は差しておきたいので。
ゴルガリの発芽は、野生の朗詠者+永劫の輪廻と一緒に使いましょう。え、黒マナ出るのかって?朗詠者がいるじゃないですか(笑)どうせ朗詠者いなければ、プレイしてもほとんど何の意味もないですから。
基本、無限ライフを決めてから勝ちに行くときに使います。ただ、1戦目は、相手が投了しないなら、わざわざ頑張って勝ちに行く必要もないと思いますが。時間かかったほうがこっちに有利ですしね。
1戦目落として、2戦目早く勝ちに行かなければいけないようなときとか、1戦目勝って2戦目さっくり終わらしたいときとかに・・。
サッフィーは、一番迷ったスロットです。プロジェクトXにはかなり相性悪いので、少しでも時間稼ぎになれば、と思って入れてみたのですが。結局使いどころはなかったですね。

ちなみに、このデッキ、僕の中では、サイドの方法が大まかに分けて3パターンしかありません。

1、サイドなし・・この場合でも、必ず何枚か入れ替えたふりはします。
赤系ビートにはこれでいいと思います。

2、out・・きらめく願い4、永劫の輪廻4、聖なるメサ1、再誕の宣言3
  in・・北風乗り3、セラの報復者4、天界の十字軍3、サッフィー・エリクスドッター1、ロクソドンの教主 1
コントロール全般には2戦目は大体これ。相手は1戦目の意識でサイドをしてくるので、結構な確率で勝てます。

3、out・・クロノサヴァント1、聖なるメサ1、きらめく願い1、糾弾1
  in・・セラの報復者4
コンボを保ちつつ、攻めもしたいときに。ブリンク等にはこういうサイドをすることも。

重要なのは、相手がどのくらいサイド変更しているかをこっそり観察することですね。相手がごっそり中身を入れ替えていたら、アグレッシブサイドは刺さること間違いなしです。逆に、メインに対策カードがあまりなさそうだったのに、入れ替えが少なければ、サイドチェンジなしでもいいかもしれません。
あと、アグレッシブサイドを成功させるには、コントロール相手には、1戦目になるべくコンボ要素を見せつけることが必要です。たとえ負けるにしても。

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